ワークライフバランスを手に入れるポイント


『人生の質』を高めるために最も重要なものとは何を指すのでしょう。

収入でしょうか?学歴でしょうか?仕事でしょうか?

 

答えは無形資産です!

 

 

たとえば、どんなに高収入の人でも、仕事漬けでは自分をすり減らします。

この場合、健康という無形資産が重要です。

 

 

どんなに学歴が高い人でも、言われたことだけやっているのでは機械と変わりません。

この場合、自ら考えて動く人間性という無形資産が重要です。

 

 

どんなにやりがいをもって仕事をしていても、家族との時間がなかったらどうでしょうか。

この場合、家族との人間関係という無形資産が重要です。

 

 

【無形資産について知りたい方におすすめ】

◆ライフシフトから学ぶ無形資産の大切さ

 

20世紀は、夫は良い大学を出て大企業や公務員という『安定』した職場で働き、妻は家庭を守り子供を育て、平均寿命65歳で人生を終えるという流れがありました。

 

しかし、21世紀は時代は変わり、人生100年時代と言われています。

寿命ののびによって定年後の暮らしが非常に長くなり、しかし会社は従業員の人生を守りきれないという大変な時代になってきています。

しかも、税金や社会保険料は上がる一方。

 

頼みの綱の将来の年金も定年後、期待した額が貰えるかどうか。。。

よって、ただ頑張って働いているだけでは、豊かになれないどころか、将来も危ういのです。

 

あなたはこの人生100年時代をどのようなものにしたいですか?

ここでは仕事・生活・自分自身のバランス、すなわちワークライフバランスを手に入れるための5つのポイントを紹介します。


 1.長寿を恩恵にする

現代の日本では、「長生きはリスクだ」というイメージが強くあることと思います。

もし今は幸せに過ごせているとしても、将来に不安がある状態では心から幸せだとは言えないでしょう。

ワークライフバランスを高めるための第一歩は「自分は長寿を恩恵にすることができる」という希望をもつことから始まります。

◆長寿を恩恵にする方法



 2.無形資産を増やす

100年時代を生きるためにライフシフトで重視されているのが「無形資産」です。

無形資産は大きく分けて、生産性資産、活力資産、変身資産の3種類があります。

詳しくは以下のページをご覧ください。

◆無形資産の大切さ

◆生産性資産とは?

◆活力資産とは?

◆変身資産とは?



 3.3ステージからマルチステージへ

従来の「教育→仕事→引退」の人生を、ライフシフトでは「3ステージ」と表現しています。

しかし、それでは変化に対応するための十分な無形資産を保つことが難しいとされています。

 そこでライフシフトでは、個人がそれぞれのタイミングでライフステージを切り替えていく「マルチステージ」が提唱されています。

◆3ステージからマルチステージへ



4.新しいお金の考え方

人生100年を生きるにあたって、お金や経済面は非常に大切です。

しかし、お金について学校の授業で習うことはありませんでした。

ライフシフトでは、これからの時代のお金との向き合い方として、自己効力感・自己主体感という言葉で解説されています。

◆新しいお金の考え方



5.新しい時間の使い方 

無形資産と有形資産のバランスを高めていくためには、余暇時間の使い方が重要になります。

「レクリエーション(娯楽)」に使っていた休み時間を「リ・クリエーション(成長)」の時間にあてることによって、生涯を通して幅広い選択肢を持ち続けることができます。

◆新しい時間の使い方



 色々あるけれども「なにからはじめたらよいのか?」とよく聞かれます。

この件については、もっている知識・経験・資金によって異なります。

ワークライフバランスを高めたいが、先立つものがない場合は、このように勧められています。

 

自分のなりたいと思っていることをすでに達成した人を見つける

自分のなりたいと思うものを目指している人と多くの時間を過ごす。


何故ならば、

  1. まったく新しい経験や気づきを得やすい
  2. 壁や課題を乗り越える方法が見つかりやすい
  3. 結果が出ている人から学ぶほうが早い

無形資産は、すぐには身につきません。  

また、人生を豊かにするためには、失敗や経験から多くを学ばなくてはなりません。

 

 まずは、あなたが「自分にもできそうだ」と思える“ロールモデル”(師匠・メンターともいう)を探したり、あなたと同じように人生をよくしていきたいと思っている人を探してみてはどうでしょうか?

そうすれば、ワークライフバランスを高めるための価値観・スキル・マインドをすばやく得ることができるでしょう。